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譲れないスタイル

続いて、昨日一昨日の雀竜位戦C級予選について書きます。

この雀竜位戦というのは、リーグ戦とはまた別のものなんです。
ちょっとややこしいんですが、普段やっているリーグ戦では1期に1リーグしか上がれないんですけど、この雀竜位戦は半年でタイトル戦まで行けるシステムなのです。

たとえば、私は新人なので当然C級予選から出るのですが、これに落ちたら今期はそれでおしまい。
来期はまたC級予選から始めなければなりません。
しかし予選を通過すると、今度はC級戦があり、ここでまた昇級・降級・残留と分かれます。
昇級の場合はB級で打つことができ、降級・残留ならそれでおしまい。
降級の場合は来年C級予選からで、残留ならC級戦から、という感じになります。
我々新人にとっては、可能性は薄いものの、いきなりタイトル決定戦に絡めてしまうチャンスが与えられるのですから、非常にありがたいタイトル戦と言えます。

実は私、今期はこれに命を賭けようと思っておりまして。
リーグ戦第3節が終わってからというもの、この日のために必死で調整をして来ました。
結果、オンライン麻雀「天鳳」では、特上卓トップクラスの成績を残すことに成功。
攻撃的スタイルも、かなり板に付いて来た感じですね。

はてさて、結果はいかに…!?


1回戦

東パツで満貫を親かぶりし、東2では4000オールを2回引かれ、早くも虫の息に。
しかし、南1局では怒りの連荘を行い、トップと9000点差まで肉薄する。
1時間打ち切り制のため、南2局ではトップ目親のドラ3を流そうと奮闘するが、結果振り込み。
(ノーテン罰符を払って残り1局だと、トップの可能性が限りなく低くなってしまうことを考慮した)
まあ結局2着だったね。
最悪の東場から盛り返した形なので贅沢は言えないが、ここまで来たらトップを取りたかった。
そして、ここから恐怖の2着地獄が始まる…。


2回戦

東4局で6000オールを引かれたのが痛すぎたが、よく耐えて2着。


3回戦

南2局。ドラの8をポンしている上家にオリていたところに、親リーまで掛かってしまう。
現物が尽きたので、仕方なく場に1枚出かつ自分で対子の東に手を掛けたところ…

「ロン 8000」

白暗刻の東単騎かよ…。これはあまりに辛かった。

もう親も無いので、ここからはラス回避モードに走ることに。
南3局で、3着目下家とは6400点差。

二三四④⑤⑤⑥⑦⑦⑧⑨555(ドラ7)

の手になり、5を切ってメンピンのみでリーチを掛けることも出来たが、拒否して⑨切り。
結果は8単騎のまま流局で、対面の親と自分だけがテンパイという最高の形になった。
これが結果的には大ファインプレーとなる。

南3局1本場。下家とは3400点差まで縮まり、3900でマクリの状況になったので、ドラの2を重ねてのタンヤオドラドラ3900狙いで手を進める。
そして何と…最終的には2とのシャボに持ち込み、2をツモ!!

これで2着目と2000点差まで縮まり、迎えたオーラス。
七対子のみをテンパイし、ツモか2着目からの直撃を狙ってとりあえずダマにしていたところ、2着目からリーチが掛かる。
そして…ラス目からの一を狙い澄ましたかのようにロン!!奇跡の2着浮上となった。

個人的には、この半荘が一番印象に残っている。
常に諦めない姿勢を持って臨めば、何かが起こるのが麻雀だ。


4回戦

今期の新人王と同卓。
調べてみたら、昨年はボーダー直下で予選落ちしてたのね。やめてほしいわ本当に…。

嫌な予感は的中し、新人王のダブリーなどもあったものの、この半荘も耐えに耐えて3着。
結局、ラスは新人王だった。
3着確にはなってしまったが、オーラスでじっくりと手作りを行い、2000・4000に仕上げたのは素点的意味で非常に重要なこと。
自分としては納得の3着だった。


ここまでが1日目で、この時点で私は2着3回、3着1回の+1.9。
68人中25人が通過、という、昨年より相当辛めのボーダーが設定されている中で33位。
辛うじて半分より上の順位をキープしていた。
トップが取れないながらも、よく堪えた感じだ。



5回戦

一度ハネマンをものにしたが、トビのダンラスがいたために2着。
相変わらずの重苦しいムードである。


6回戦

同期のS橋君と同卓。
東場で下家の18000級を、オーラスでまたしても下家の12000級を、いずれもタンヤオドラ1で潰して下家をラスにする。
これがノミ手を全力でアガりに行く、私のニュースタイルである。
しかし、トップはS橋君に譲ってしまう…。


7回戦

今度は同期のY山さんと同卓。
Y山さんは打撃系で有名なので、正直嫌だったのだが…。
この半荘は私が好調で、1000と2000をアガりまくり、あっという間に30000点持ち2着目のままオーラスに。

オーラスはトップ目と1600点差だったが、あっさりと七対子をテンパイ。
下家の親、Y山さんとトップ目の2人ともがタンヤオ仕掛けだったので、ドラの1単騎に受けたものの、これが全く出ず。
結局Y山さんに1500点を振り込み、100点差の3着に沈んでしまう。

1本場。今度はドラもなくアガリに遠い手だったので、渋々2着狙いに切り替える。
都合の良いことに、なおかつトップ目の対面が仕掛けていて、親の2着目Y山さんとは100点差。
対面がツモれば、300・500でも親かぶりで私が2着に浮上となるし、Y山さんが振り込んでくれるのならそれはそれでいい。
というわけで慎重にベタオリしていたら…何とラス目が振り込んでしまった…。

この100点差の3着は痛すぎたなあ。
持ち味を100%発揮できた半荘だけに、残念だった。


この時点で残り2戦。
私は想定されるボーダーに40ptほど足らなくて、どちらかの半荘でのトップかつラスを引かないことが絶対条件となった。



8回戦

最終戦をトップ条件にしたくはなかったので、ここで何としてもトップを取っておきたかった。
そんな中、同卓者は同期のO江さんと、あれ…協会代表の五十嵐さん…?
てか、何で代表がC級予選にいるんすか…反則でしょ…。

しかし、これは私にとって追い風だった。
五十嵐さんはすでに相当ポイントを叩いていて、おそらく無理はして来ない。
実力者が前に出て来ないのは、トップを目指す上でとてもありがたいことだ。

東1局。配牌でリャンシャンテンかつメンピン一通が見込める鬼手キタ━(゚∀゚)━!
アガれると思うじゃん?4巡目くらいで下家にリーチが入るんやで…。
涙を呑んでベタオリしていたら、親のO江さんが振り込んでくれた。
O江さんは、ここでトップを取らないと足切り確定。まあ行くよねそりゃ。

東2局。しかし、トップを狙う上ではいきなり8000点のビハインドである。
ここで南混一ドラ1の8000が見込めるイーシャンテンになったが、上家は堅いことで有名な五十嵐さん。
無理はして来ないだろう、と半ば諦めていたら…出ちゃったよ南。
ありがたく鳴かせていただき、二三四五六六六の五門張待ちに。
これを下家から出アガり、デバサイの8000をものにした。

さらに東3局で2600オールをツモアガり、あとは得意の鳴きで局を潰して行き、念願の初トップを取ることに成功。
うん。トップ取れる時ってこんな感じだよね。

O江さんからは祝福のお言葉をいただいた。
可愛くて、明るくて、優しくて、謙虚なO江さんのことが私は大好きだ。
O江さんのためにも絶対に予選を通過してやろうと、固く心に誓った。


最終戦

同期のY中君と同卓。お互いにラスさえ引かなければ、という感じ。

ラス以外で生き残りなので、やはりセオリー通り堅めに手を進めて行った。
しかし、もちろん鉄板で行くべきところは勝負を決めに行く。
私にとってのそれは東パツに訪れた。

三三五六七八九 二ポン 中ポン

の中混一5800をテンパイしていたので、下家のY中君の仕掛けにも全ツッパ。
が、結局2000点を振り込んでしまう。
これが悪夢の始まりだった。

その後も堅めに打っていた私だったが、ツモられ、ツモられ、ツモられ…。
気が付いたら14800点持ちで、南3局時点で立派なラス。
しかし幸いにも配牌で2つの暗刻があったので、これをツモり三暗刻に仕上げ、何とか2000・4000をツモアガる。

そしてオーラス。
全員が2万点台、という超平場になったが、私は依然としてラスのままだった。
で、必死の抵抗を見せはしたんだけど…届かなかったんだよなあ…。
ラスを免れることは出来なかった。


8回戦終了時点のボーダーが+43.9で、私は+70.3ptだった。
そこから最終戦のラス分38.7ptを引くと、私のトータルは+31.6pt。
ボーダーが下がることはほぼあり得ないから、この時点で予選敗退が決定した。



敗因はやっぱり、守りに入ったことだろうな。
それまで1着1回、2着5回、3着2回で、一度もラスを引いていないのだから、そのままの打ち方で良かったんだ。
高い授業料ではあったが、とても良い経験が出来た。
来年こそは予選を突破したい。

さて、トイレでも行こうかなあ、と階段を上がろうとしたその時。
「予選通過者を発表します。」との声が聞こえた。
100%不通過ではあったが、やっぱり結果発表の場には居るのが礼儀かな、と思い、踵を返す私。
次々と読み上げられる名前を、ただ呆然と聴く。
当然のことながら、自分の名前は無い。辛い時間だった。

「…24位S橋さん、25位…ぉ山さん。以上の25人が勝ち上がりです。」

…ん?何か今、「小山」って聞こえたような気が…まあ聞き間違いだよね。
あ、そうか。「横山さん」と聞き間違えたんだな。全く恥ずかしい。

とは言え、やっぱり気になったので最終順位が書かれた紙を見に行ってみる。

「25位…+31.6 小山達之」

…ハイ。キセキガオキマシタ。


2日間の打牌を振り返って

リーグ戦第2節の結果が悪すぎて不安だったが、やはり私の「1000点を全力でアガりに行く」スタイルもありなのだと確信した。
そもそも、7年間守備を売りにして来たのに、プロになってから急に方針を大転換したのだ。
いきなりバンバン結果が出る方がおかしい。

今回は本当に、紙一重の差だったね。
あと2800点足りなかったら落ちていた。
そういう意味では、苦しい時の一つ一つの粘り。その積み重ねが生きた形であり、これは誇って良いことだと思う。

反省点は二つある。

一つは、時間打ち切り制への対応が甘かったこと。
焦って雑な打牌になってしまったり、打ち切り寸前だからと無理に押してしまったりしていた。
しかし、公式戦では初めての経験なのだから、仕方の無いことだとも言える。

もう一つ。こっちの方が限りなく大きな反省点である。

最後の最後に、条件を気にして自分の打ち方を曲げてしまったこと。
今回はこれに尽きる。

条件なんて、南場に入ってから少し気にする程度でよいのだ。
今回のように、ガチガチに守った挙句のツモられ地獄、なんてのは最低な結果だ。

オンライン麻雀でも、攻撃の意識を強くしてから成績が伸び出した。
たとえ遠いところから鳴いて行ったとしても、意外とリーチに対してオリ打ちはしないものだ。
Aリーガーの方に勉強会で、遠くて安い鳴きはタブーだと言われたが、やっぱり苦心して見つけ出したオリジナル。
このスタイルだけは譲れないのだ。
C2リーグに昇級できなかったり、雀竜位戦のC級でボコボコにされたりしたら、その時また考える。
それくらいで良いと思う。そうコロコロとスタイルを変えるべきではない。

しかし、何だかんだで予選を通過できて本当に良かった。
今回だけでもこれだけ学ぶことが多かったのだ。
上に進めば進むほど、実力向上の機会は増えて行く。

スタイルは変えられないが、私は常に謙虚な気持ちではいるつもりである。
これからどんどん伸びて行くだろうと思っているし、現時点でAリーガーの方々と張り合えるなんて微塵も思っていない。
だからこそ、今期のうちに出来るだけ勝ち進みたい。
勝って勝って、より色々な経験をして、自分の腕を磨きたい。

最後に、麻雀を打っていてここまで痺れたのも、嬉しかったのも初めてのことだ。
プロになれて良かったと、心の底からそう思う。
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