プロとしての第一歩

9日間の調査合宿→中2日で5日間の夏合宿→中1日で6日間の予備調査合宿 という超強行軍がようやく終わりました。
ええ、疲れましたとも。そりゃーもう…。

さて、今回は9/1のプロデビュー戦について。
予備調査合宿を抜け出し、調整不足のまま臨んだ対局になりましたが、その結果や如何に…!?



前夜

いくら頑張っても報われないことがあることを改めて知り、打ちのめされていた対局前夜。
強行日程の疲れもいよいよピークに達し、満足な時間は取れなかった。
しかし、持参のPCに入れておいた麻雀ソフトでCPUとの対局を行い、最低限の調整だけでもしておくことに。
ここで、自分の打ち方にミス、ブレがほとんど無いことを確認。
プレッシャーに負けさえしなければ、明日も良い麻雀が打てるだろうと確信した。



当日朝

腹痛で途中下車するなどのハプニングもあったが、睡眠時間は確保できていたので、基本的には体調は良好。
頭も冴えに冴えていた。

会場に着いてから対局組み合わせ表を見て、思わずニヤリ( ̄ー ̄)
同期入会のK谷先輩と同卓じゃないか!
知らない人だけと打つのは相当なプレッシャーなので、これはありがたかった。
(私の同期はとても仲が良く、特にK谷さんとは深い交流があった)

意外と弛緩した空気を切り裂くかのように、立会人の方からの軽い説明が始まる。
そして間もなく…対局が開始された…。



一回戦

東1局

緊張で手が震える中、丁寧に手を進めて行く私。
そんな中、高目三暗刻の467待ち(5556の形)タンヤオをテンパイし、迷わずリーチ。
そして何と…高目の6をあっさりツモ!
裏が乗らなかったので2000・4000止まりだったが、幸先の良いスタートが切れた。
私のプロ生活は、この満貫ツモから始まったのだ。

東3局

下家の女流の方が親で、やけに索子が高い河だなあ…と思っていたら。

「ロン 18000」

対面が9を振り込む。
実際には、平和一盃口チンイツの24000だった。
(上家のK谷さんのご指摘で、正規の点数のやり取りに修正されました)

私が振り込んでいても全くおかしくなかった。
プロ怖ェー、というのがこの時の正直な感想。

南1局

その後、私と女流の方とでトップを争う展開が続き、迎えた南1。
対面の方はすでにマイナスの点数であり、ほぼ目が無かっただけに、私の戦略はK谷さんの2着以上の目をなくすことに絞られた。

この局、K谷さんはドラをポンしていて親のタンヤオドラ3が濃厚だったが、自分の手が良かったので突っ張ることに。
そして…見事にK谷さんの親を流すことに成功したのだった。

オーラス

配牌でリャンシャンテンという鬼手だったが、1300・2600ツモか5200直撃がトップ条件だっただけに、泣く泣く9の暗刻を落としてタンヤオを目指すことに。
しかし、ドラの南を鳴いていた女流の方に8000を振り込み、あっけなく2着で終了してしまう。

協会ルールでは、トップと2着では4万点分も違う。
ゆえに、ドラ3に突っ張ったのは悪くない選択だった。
だが、9の暗刻落としはどうかと思う。
たとえタンヤオを目指したところで、ピンフが付かなければ1300・2600は狙えない。
だったら、9暗刻+カンチャン/ペンチャン/単騎ツモ+裏1での符ハネ1300・2600を目指した方が良かった気がする。


二回戦

南1局

下家女流の方が親リー。
女流の方はかなり凹んでいたのでオリてもよかったが、私はリャンメン以上のテンパイの時には、基本的にどんな安手でも引かないことにしている。
というわけで、

六八八八②③③④④⑤+タンヤオ順子一面子 ドラなし

の手で追っ掛けリーチ。
これを女流の方からアガり、ラスを確定させた。


オーラス

2着と3800点差のトップ目で迎えたラス親。
協会ルールではアガリやめがないので、難しいところだった。

この局、私はかなり早い巡目で、②②③③發發の形が残ったイーシャンテンになる。
本命は發を自力ツモでのシャボ待ちか、①か④を引いての高目一盃口リャンメン待ちリーチといったところだろう。
ノーテン罰符で引っくり返る点差なので、リーチ自重はあり得ない。

そんな中、ダンラスの下家から發が出る。
まだ巡目が浅いし、鳴いても②③のシャボ待ちになってしまうことを考えると、1枚目スルーが妥当だろう。
しかし、下家の河に筒子が安いのを見た私は、これをポン。
そして狙い通りに下家から②をロンアガリし、とりあえずノーテン罰符での逆転が無い点差まで広げることに成功。

さらに1本場では、自分のアガリが遠すぎることを確認すると、潔くベタオリモードに突入。
2着目の山越しロンにも気を付けつつ、業ありの逃げ切り劇を演じたのだった。


三回戦

南1局

16000~17000点持ちのラス目で、ピンフのみの手をリーチ。
対面からロン牌の⑨がこぼれるが、追っ掛けリーチを掛けていた上家親のK谷さんに頭ハネされてしまう。
人生で初めて頭ハネの場面を目撃しました。

これが親マンだったので、ラス目は対面に入れ替わり。
まあ、良くはないが最悪でもない結果だった。

オーラス

2着と10000点弱差、ラス目の親と約14000点差の3着目。
満ツモで2着浮上が狙えたが、高い手に育てるにはかなり時間が掛かりそうだったので、役牌を鳴いてしまうことに。
狙うはラス回避だった。

役牌を鳴いた後の形が悪すぎたが、この鳴きも考えあってのこと。
両脇にはハネ満までなら振れるし、親には4000オールでマクられてしまう点差。
この場面でヒヨって鳴きを見送るのはヌルい。

その後、わりとヒョイヒョイと有効牌を引いて来て、他家の動きが無いうちにテンパイ。
500・1000をツモり、3着を確定させた。


四回戦

東1局

②②②④④⑤⑦⑧⑧⑧+タンヤオ順子一面子

のタンヤオのみを、④をツモッての確定三暗刻か、⑤⑦をツモってのツモり三暗刻を狙い、ダマテンにしていた時。
下家女流の方が、1を暗カン、中・五をポンしていて、中トイトイの70符満貫が見えていたが、私の心は決まっていた。

「初牌を引くまでは絶対にオリない」

結果、一枚切れの六で振り込み。案の定8000点だった。

痛い放銃だったが、何と言っても親だったし、三暗刻が付けば12000まで行く手。
自分としては納得の打ち込みである。

東3局

ラス目のまま迎えた東3だが、配牌はかなり良好。
早い巡目で以下のイーシャンテンに。

二三四六七八九⑦⑦7+タンヤオ順子一面子 ドラ二

ここに八を持って来るが、私は迷わずテンパイを拒否してツモ切った。
ラス目とか何とかは関係なく、この手は少なくとも一か五を持って来ての一通、あるいは5/7ツモでのタンヤオ、6ツモでのタンピン、七/8ツモでのピンフを付けなければならない形。
六/八/九/9ツモでのテンパイは初めから拒否するつもりでいた。

この1,2巡後、考えうる中では最高の五を引いての一四七待ちテンパイ。
当然のリーチである。

四七ツモでの1300・2600でもまあいいかな、と考えていた矢先、ツモった牌は何と一!

リーヅモピンフ一通ドラ1 のハネ満!…ではなかった。
あろうことか、裏ドラが⑦だったのである。

つまりまあ…倍満ですね。
これが決定打となり、この半荘をトップで終えることが出来た。



集計

第一節
2位→1位→3位→1位
+116.7

累計
+116.7
現在C3リーグ47人中4位
現在の昇級ライン…+64.5



一日の打牌を振り返って

二半荘目まで緊張で手が震えていたが、良い麻雀が打てたと思う。
後悔するような打牌と言えば、一回戦のオーラスくらい。
それ以外は実力通り、いや、実力以上のものを発揮できた。

思えば、プロ試験に受かってからここまでだいぶ迷走した。
K見に勝ち越しを許し、新人研修の実技対局では平凡な成績を残し、ネット麻雀の調子も悪く、麻布の後輩にボコボコにされ…。
敗北を運のせいにせず、謙虚な姿勢で研究に取り組めたのが成長につながったのだと思う。

そして何より、メンタル面では雀C杯での優勝が本当に大きかった。
あれで自分の打ち方に自信を持つことが出来るようになった。

1,2半荘目で2,1着を取れたのも幸運だった。
このスタートダッシュによって心に余裕が生まれ、打牌にブレが生じなかった。

うーん…あと、まあ勝ってるからいいんだろうけど。
俺、全然「大理石の小山」じゃないよね(笑)
この日だけで2回も満貫振ってるしw

どちらかと言うと、私は他家の動向や点棒状況を見てそれに合わせるのが上手いタイプ。
分かりにくい長所なんだよなあ。
何かいい通り名ないかなあ。
…って、どうでもいいわそんなこと!!



ここまで色々あったものの、とりあえず最高のスタートダッシュを切れたと思う。
これで今期C2に上がれなければ、猛省しなければならないところだ。

私が見据えているのは、C2でもBでもない。Aリーグのみである。
ならば、調子が悪くてもC2に上がれるくらいでなければならない。
つまり、第一節だけで100ポイント以上も稼いでしまった今期は、絶対に昇級を逃せないのである。

決して慢心しているわけではない。
高い目標を掲げた自分自身に対して、その責任の重さを問うているだけだ。

とにもかくにも、私はプロとしての第一歩を踏み出した。
同期の皆が見守る前で、代表の五十嵐さんに向かって、「ストレートでのAリーグ入りを狙っています」と高らかに宣言してしまった私。
ストレート昇級は現実的でないにしても、C3でつまづいているわけにはいかない。

もう後戻りは許されない。
オリエンテーリングでは嘘ばかりついてしまった私だが、麻雀に対してだけは嘘をつくわけにはいかない。

デビュー戦の緊張感には打ち勝った。
あとはもう、トップを目指してひた走るだけである。


おまけ
最近、麻雀以外のことで色々やる気を失っていたのですが、この記事を書いているうちに元気が出て来ました。
これから、色々と溜め込んでしまっていたやるべきことに取り掛かりたいと思います。















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永遠の世直し人

Author:永遠の世直し人
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