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第一回雀C杯決勝~俺、優勝したら○○するんだ…~

おさらいのために、もう一度4人のポイントを載せておこう。

小山   +134.0
タッヒー +69.1
ハッシー +58.0
ねもちん +53.9

私は2着以上なら優勝確定と言ってよい数字。
ラスさえ引かなければ、という楽勝ムード漂う状況である。
タッヒーさんは、私と差のあるトップ・3着でマクり。
ハッシーとねもちんは、トップ・ラスで行けるか、という感じ。

周りは、すでに私の優勝が確定したみたいに言っていた。
確かに私は堅さが売りで、事実、予選では一回も振り込んでいない。
客観的に見れば、私をラスに落とすのは至難の業である。

ところが、本人の見解は違っていた。
この面子でトビなしというルールを考えれば、何が起こるか分からないと思っていた。
そして、その予感は悪いことに的中してしまう…。


東1局

南家で上家のタッヒーさんが先制リーチ。
そこに来て、私はドラ1のリャンメン待ちでテンパった。
ポイント差は十分。ほとんどの人がオリるかもしれない。
だが、私の考えは違った。

この面子なら、見逃しロンなど普通に仕掛けて来るだろう。
つまり、この決勝卓ではいつものような守備が通じない。
なら、いつも通り攻めるべき場面では攻めるのが正解のはずだ。

「リーチ」

果敢に追っかけリーチを掛ける私だったが、ここはタッヒーさんの勝ち。
メンピンツモドラ1の1300・2600をツモられる。
しかし、私は確信していた。「これでいいのだ」と。


東3局

五六七③③⑤⑥⑦56799

で親の7700リーチ。手変わりを待たなかったのは、6が河にあったので、一枚切れながら9の直撃が狙えると判断したためである。

ところが、このリーチにガムシャラに向かって来る者がいた。対面のハッシーである。
嫌な予感がする中、掴んだのは七。

「ロン」

謎の七単騎のタンヤオドラ4だった。
これで私はラスに沈み、3人の注文通りの展開となる。

その時、私の脳裏にとある言葉が浮かんで来た。

「俺、優勝したら○○するんだ…。」

この大会前に、私が公言したことである。
これが死亡フラグか、と思わざるを得ない展開だった。


南2局

東4局はハッシーが1000・2000をツモあがり、南1局は私のリーチ宣言牌がタッヒーさんのタンヤオのみに刺さる。
私がラスの状況は依然変わらなかった。
そろそろ浮上せねば、と、赤2の手を丁寧に進め、決勝4回目のリーチを掛けたのがこの南2局。

そしてカン⑥を…一発ツモ!!

この2000・4000で18700点まで点棒を戻し、3着へと浮上。
この時点でトータルトップへと返り咲いたのだった。


南3局

2着と多少離れ、ラス目のねもちんと3900点しか差の無い3着目。
このまま流したい気もするし、連荘してオーラス前に2着まで浮上しておきたい気もする極めて難しい親だった。
そんな中、ねもちんが仕掛けて来てさらに難しくなる。
その時点で、私は形が悪くドラも一つしか無い一向聴だった。
でも、私の心は決まっていた。

「攻めて勝つ」

その後、わりとすぐにテンパイ。ペンチャン待ちながら迷わずリーチを掛けた。
決勝5回目のリーチである。

しかし、このリーチが仇となる。
全くノーマークだった上家のタッヒーさんに、3900を振り込んでしまったのだ。

これでまたしてもラス目に。

「俺、優勝したら○○するんだ…するんだ…するんだ…。」

もう嫌な予感しかしなかった。


南4局

さて、ここで状況を確認してみよう。

東家 ねもちん 14800点
南家 ハッシー 39300点
西家 タッヒー 32100点
北家 小山   13800点

さらに、予選と、この時点での暫定順位を含めたトータルポイントが以下の通りである。

ねもちん +33.7
ハッシー +102.3
タッヒー +86.2
小山  +92.8

ねもちんは、ハッシーから18000か8000オール。
現実的な線では連荘による逆転狙いか。
ハッシーは当然アガりトップ。
タッヒーさんはトップをマクればよいので、満貫出アガりか3900直撃、あるいは1600・3200ツモ。
私は3着に浮上すればよいので、ハッシーと同じくアガりトップ。
全員に十分な目のある大混戦となった。
予選のポイント差から考えると、これは奇跡的なことである。

この中で最も条件の軽いのは私とハッシーだが、実はこの2人、対等ではない。
この局にねもちんが12000をアガりでもしてしまうと、私の3着浮上の可能性が極端に低くなってしまうのだ。
たとえそのアガりどころがハッシーでも、今度はタッヒーさんがトップに浮上してしまう。
その場合はタッヒーさんが+106.2のトータルトップとなり、より苦しくなるだけなのである。

要するに、他の3人は連荘OKでも、私はこの一局限り。
考えようによっては、私が最もきつい立場に立たされていた。

さて、この状況下での私の配牌はと言うと…最悪だった。
役牌が重なりそうなわけでもなし。タンヤオにも遠すぎる。
かと言って、ドラを握りつぶしているわけでもない。
目も当てられないような配牌だった。
これがフラグの力なのか…。
所詮、人間は運命に逆らうことの出来ない存在なのか…。

しかし、私は絶対に諦めなかった。
「諦めない奴の頭上にしか奇跡は下りて来ない」ということを知っていたからである。

丁寧に丁寧に、豆腐を手で運ぶ時のような感覚で手を進めて行く私。
中盤、ようやくこの一向聴まで手が育った。

一一二二二四④⑤⑥4589

普通の人は、この手を見て門前での和了を目指すだろう。
7は2枚切れだったが、引いて来る可能性だって十分にある。
あるいは、6を鳴いての三色を目指すかもしれない。

だが、私の選択は違った。

「3チー」

あろうことか、私はそのどちらも目指さずに、3をチーして打9。
ここからタンヤオのみを目指したのだ。

続いて中張牌を引き、ようやく希望が見えて来た頃。
親のねもちんからリーチが入る。
まだリャンシャンテンである。

しかし、私は危険牌を引いて来ても決して引かなかった。
「自ら道を切り拓いたこの一局で決める」
そのことしか頭に無かった。

そうしてようやく掴み取ったテンパイ。

二二二四④⑤⑥⑥ (3)45 +タンヤオ一面子

親には三四(残り7枚)も③⑥(残り5枚)も危険牌で、どちらに取っても苦労しそう。
加えて、四も⑥も通すにはきつい状況。
ここで私は、長考の末に打⑥。
最後は枚数の多さを信じて三四待ちに取った。

そして間もなく…

「親に振り込んでもチャンスは残るんだよね。」

そんな呟きと共に、タッヒーさんから四が切られた。

「ロン」

思わずガッツポーズをしてしまった私。
それもそのはず、この半荘はあまりに苦しすぎた。

突っ張っていたハッシーは、赤5での七対単騎待ちだった。
河に3つくらい対子が出来ていたので、かなり選択にミスっていたものと思われる。
タッヒーさんはピンフドラ1での14待ち。
おそらく手変わりを待っていたのだろう。

そしてねもちんは…何とノーテンリーチ。
二と三を間違えたのだそうな。
河を見ると、間違えていなければアガっていただけに悔やまれるところだ。


最終結果

1位…小山   予選1位+134.0 決勝3位△19.2 総合+114.8
2位…ハッシー 予選3位+58.0 決勝1位+44.3 総合+102.3
3位…タッヒー 予選2位+69.1 決勝2位+16.1 総合+85.2
4位…ねもちん 予選4位+53.9 決勝4位△41.2 総合+12.7


寸評

予選が東風戦だっただけに、鳴きの巧い者、点数計算に強い者が決勝に残った感がある。

優勝した小山は、予選・決勝を通して振り込んだのが、リーチ時の2回とリーチ宣言牌での1回のみ。
「大理石の小山」の名に恥じぬ圧巻の守備力を見せた。
また、各オーラスでの鳴きを駆使した和了には目を見張った。

2位のハッシーは爆発力が素晴らしかった。
ドラをきちんと生かした攻撃力は脅威。
今回、決勝卓を一番盛り上げてくれたのは間違いなく彼である。

3位、4位は安定と信頼の千葉大勢。
予選で喰い合わなければ、優勝も十分にあり得た。
千葉とOCのレベル差を感じずにはいられない。


個人的反省

初日にスムーズに予選を開始するためにも、事前での申込締切を徹底すべきだった。
また、T渕とペゴの件から、大会開催にあたっての事前の注意が必要だと思った。
予選と決勝のルール、方式は妥当だと感じたので、今後開催することがあるならこのままで行きたい。


感想

主催者としては、皆が楽しんでくれて何よりだった。
あれほどトラブル続きでありながら、ほぼ全員が協力的で…本当に嬉しかった。
同時に、こんなに未熟な主催者で申し訳なかったと思う。

自分の麻雀に関しては不満は無い。
もちろんノーミスではなかったが、持ち味を100%発揮できたと思っている。
これで、9/1から始まるプロのリーグ戦に、多少なりとも自信を持って臨めるだろう。

そして何より…フラグを乗り越えられて良かった。
結局、運命だなんだと諦めて掛かっていたら、何も成し遂げられないんだよね。

あれだけの苦境を乗り越えた私に、怖いものなど何一つ無い。
厳しいことは分かっている。
でも、手をこまねいているだけじゃ駄目なんだ。
決勝のオーラスでの鳴きのように、自ら行動を起こして行かなきゃ。

麻雀はいつも、大事なことを教えてくれる。
麻雀は、私の人生の師匠だ。

これから私は、全力でフラグを回収しに行きます。

なので、もし事情をご存知の方がこの記事を読まれていたら…全力で応援して下さい!!
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永遠の世直し人

Author:永遠の世直し人
どうぞくつろいで行って下さい。

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